地鎮祭について
2018-04-04
夢のマイホームづくりが始まり、楽しい設計計画期間、予算とにらめっこしながら
理想へ向けて綿密な打ち合わせを繰り返し、ようやく建築工事がスタート!
そこで、まず初めに訪れるのが「地鎮祭」。
聞いた事はあるけど、一体どんなものか?知っているようで知らない方も多いはず。
そこで、今回は地鎮祭について少しお話したいと思います。
地鎮祭とは「地の神を祝って敷地を清め、工事中の安全と建築物が何事もなく
永くその場所に建っていられることを願うお祭り事」です。
なので、日取りも大安や友引を選ぶ方が多いです。
近頃では省略されることもあるようですが、建築の現場では昔ながらの
信仰を大切にする傾向がありますので、ほとんどの新築時に行われています。
かしこまったイメージがあるかもしれませんが、服装は普段着でも問題ありません。
しかし、襟のないTシャツや短パン、サンダルなどは避けた方が良いでしょう。
地鎮祭の当日は家を建てる土地で行います。
見かけた事、ありませんか??
何もない更地に竹と縄を張ってテントが張られているのを。
あれが、地鎮祭です。
所要時間はおよそ30程度で、事前の準備はお施主様と相談し、
こちらで手配する事がほとんどです。
なので、初めての事でも何も心配はいりません。
一生に何度とない経験になるかと思いますので、
楽しんでトライして頂けると幸いです。
最後に、地鎮祭は建築儀礼の一つとして数百年以上の歴史がありますが、
古から今日まで続いてきたように上棟祭や新宅祭(竣工祭)とともに
一家の平穏と幸せをを願うために欠かすことのできない重要な神事
という事を覚えておいてくださいね。